*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~ 当園は、社会的養護の子ども達の為に力になりたいと集まってきた職員が、同じ目的の為に協働するチームケアを大事にし、日々子ども達に関わっています。時には、現実の厳しさや困難に直面することも多々あります。逃れられない目の前の課題に対し、決して一人で抱え込まず、仲間と語り学び合い成長し、支え育てる時間を大切にしています。日々、職員が取り組んでいる事として、今回は、安全委員会の「サテライト研修」について紹介したいと思います。 *~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~
【安全委員会サテライト研修とは】
安全委員会課 主幹 松本 拓己
みなさんは、「サテライト」という言葉の意味をご存知でしょうか?
衛星とかスポーツの世界だと2軍といった意味がありますが、研修名をこの「サテライト」にしたのには、私達職員も研鑽を積んで上を目指していきたい。衛星の様にいつも若い職員の近くで力になりたい、困り感に寄り添いたい・・・といった意味が込められています。
暴力に頼らず、正しい解決の仕方を学ぶ事で、子ども達の安心安全な生活を護っていく事を目的に当園が実践している“安全委員会方式”のレベルアップと維持を目的に始めたこの研修も今年の8月で3年目になろうとしています。
開始当初より職員の自由参加で、2ヶ月に1回、勤務時間外に1時間程度で終わるように開催しています。
職員は毎回お菓子や飲み物を片手に雑談を交えながら、その時々のお題に沿って各々の困り感や上手く出来た事を話しあうことで、親睦を深めながらスキルアップが出来る場となっています。
日々子ども達のケアに従事していると決して楽しい事ばかりではありません。しかしこの様な場がある事で職員も問題を一人で抱え込まずに済むと共に、“また頑張ろう!!”と元気を貰えるのではないかと思っております。
現場は常に変化しています。安全委員会方式の考案者である田嶌誠一先生も「現場は学問の先を行っている」と仰っています。
だからこそ私達職員は常に現場の声を聴き、学ぶ姿勢が求められています。また、その事が子ども達の安心、安全を護っていくことに繋がっていくのではないかと考えています。
その為の一翼をこの「サテライト研修」が担っていけるよう、この先も職員間で力を合わせてこの取り組みを発展させていければと思っています。


⇧クリックしてください
第6回は、衛星をイメージするようなおしゃれなポスターで職員におしらせが入りました。 サテライト研修は、職員の間でも定着しており、ユニットや職種を超えて職員間の交流が持てるとても有意義な場にもなっています。